Definitions

高橋 祐希

A~M

F

Franchise(FC)

→フランチャイズ

 ―――Disclosure Document(FDD)
  • →法定開示書面

か行

外資(がいし)

出資(投資)をする者が外国人や外国法人である場合(⇔内資) 国ごとに、外資がどの程度出資をした法人が外資法人と見做されるか、という線引きが異なる。

 ―――規制(きせい)
  • 特定の産業に外資が参入しようとする際に、外資に対して適用される法律・ルールであり、一般的には内資に対するルールと比較して厳しい要件が課されているもの。出資比率規制や最低資本金規制などがある。

外資規制について

加盟店(かめいてん)

→フランチャイジー

合弁(ごうべん)

会社を設立する際に、複数の出資者により設立すること。

  ――― 会社
  • 複数の出資により設立された会社。
  ――― 契約
  • 複数で出資を行い合弁会社を設立する際の出資者間の契約。この契約内容が設立会社の定款の基礎となることが多い。

さ行

三重帳簿(さんじゅうちょうぼ)

海外での合弁事業運営時にパートナー側に経理業務を任せている場合や、フランチャイズビジネス時にパートナー側が経理帳簿を三重につけること。自分用、対現地税務当局用、対パートナー用の3つとなるのが一般的。(→二重帳簿)

た行

独資(どくし)

会社を設立する際に、100%自己資金で設立すること。(⇔ごうべん)

な行

内資(ないし)

出資(投資)をする者が自国民や自国法人である場合(⇔外資)

二重帳簿(にじゅうちょうぼ)

海外での合弁事業運営時にパートナー側に経理業務を任せている場合や、フランチャイズビジネス時にパートナー側が経理帳簿を二重につけること。(→三重帳簿)

ネガティブリスト

どの産業が外資規制の対象となっているかについて、各国が公表しているリスト。定期/不定期で改定がある。

は行

ブラックボックス

ビジネスモデルの根幹を成す秘密のこと。

ブラックボックス構築の重要性について

フランチャイザー

ビジネスモデル(フランチャイズパッケージ)を構築して、フランチャイジー(加盟店)に貸与する側のこと。(⇔フランチャイジー)

  マスター ―――
  • フランチャイザー(X)フランチャイジー(Y)に対してサブフランチャイジー(Z)とのフランチャイズ契約を許可するマスターフランチャイズ契約を締結した際のXの呼ばれ方。
フランチャイジー

ビジネスモデル(フランチャイズパッケージ)をフランチャイザーから借り受ける側のこと。フランチャイザーのビジネスモデルで事業を実施し、フランチャイザーにロイヤルティを支払うことが多い。(⇔フランチャイザー)

  サブ ―――
  • フランチャイザー(X)フランチャイジー(Y)に対してサブフランチャイジー(Z)とのフランチャイズ契約を許可するマスターフランチャイズ契約を締結した際のZの呼ばれ方。
  マスター ―――
  • フランチャイザー(X)フランチャイジー(Y)に対してサブフランチャイジー(Z)とのフランチャイズ契約を許可するマスターフランチャイズ契約を締結した際のYの呼ばれ方。
フランチャイズ

本部が加盟店に対して、特定の商標、商号等を使用する権利を与えるとともに、加盟社の物品販売、サービス提供その他の事業・経営について、統一的な方法で統制、指導、援助を行い、これらの対価として加盟社が本部に金銭を支払う事業形態(公正取引委員会の定義)

検討すべき進出形態②(フランチャイズ)

  ――― 契約(契約)
  • フランチャイザーがフランチャイジーに対して自身の構築したビジネスモデルを貸与し使用させることを目的とした契約。代わりにフランチャイジーはフランチャイザーにライセンス料や技術指導料、ロイヤルティなどを支払う。
  ――― 法(ほう)
  • 各国がフランチャイズのルールを定めた法律。日本には存在しない。
  ――― 本部(ほんぶ)
  • フランチャイザーのこと。
  ――― 加盟店(かめいてん)
  • フランチャイジーのこと
  ――― パッケージ
  • フランチャイザーの構築したビジネスモデルをパッケージ化したもの。商標、ノウハウ、デザイン、マニュアル、工程管理などそのビジネスモデルを実施するのに必要なもの一式。
  エリア ―――
  • 地域を指定して、フランチャイズ権を付与する形態。指定地域内での多店舗展開が可能とする条件が付与されているケースが多い。
  サブ ―――
  • フランチャイザー(X)がフランチャイジー(Y)とマスターフランチャイズ契約を締結した際、Yが自身をフランチャイザーとしてフランチャイズ契約するフランチャイジー(Z)が実施する事業のこと。
  マスター ―――
  • 契約により、フランチャイジーが一定の条件の下にフランチャイズ本部を構築することを許可し、フランチャイジーがフランチャイザーとして別の企業とフランチャイズ契約を締結することを許可する形態。

法定開示書面(ほうていかいじしょめん)

フランチャイズビジネスの事業概要や契約の主な内容を記載した書面。Franchise Disclosure Document:FDD。国によっては法定開示書面の準備を求める場合がありますが、記載内容として必要な内容も国によって違うところがある。

本部(ほんぶ)

→フランチャイザー

ま行

名義貸し(めいぎがし)

他人が会社を設立する際に、自分の名前を登記上の名義人として貸す行為(⇔名義借り)

名義借り(めいぎがり)

会社を設立する際に他人にその名前(名義)を借りて、会社の登記を行うこと(⇔名義貸し)

名義借りについて

記事URLをコピーしました